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Jimdo Pages 2015に参加するということ。そしてちょっとレポ。

9月20日と21日 JimdoCafeのお祭りをやっちゃいます!

先日もお伝えしたJimdoの今年最大のイベント「PAGES」に参加して、自分の備忘録的にブログでメモっておきたいと思います。

まず、このイベントがあるよ、あるよというのは今年の夏くらいから耳にしておりまして、自分はその日が例えどんな日程であっても絶対参加すると心に決めていました。私にとってJIMDO PAGESとはそれほど重要な位置付け。「これがないと今年は終われない」というほど、いろんな意味で節目に感じるほどのイベントなのです。

ドイツのクリス氏の基調講演からスタート

創業者3人のスライドを前に講演をするクリス氏
創業者3人のスライドを前に講演をするクリス氏

ドイツのJimdoからはInternational Marketing ManagerのChris Hilbert(クリス・ヒルバート)氏が来日。まずはクリス氏の基調講演でPAGESは始まりました。クリス氏の講演は私にとって本当に宝箱のような話ばかり。 

Jimdoが「どんなところで」「どんな想いで」スタートしたのかを、生の声でたっぷりと聞くことができました。
I Love Jimdo! な私にとってはこうした話を聞ける時間がとても貴重。エピソードのいたるところにJimdoに携わるメンバーの熱量を直に感じ取ることができます。 

Jimdoのスタッフさんは本国ドイツも仕事の情熱に溢れていました!


さて、左の写真。これどこだかわかりますか?

ここは創業者の一人Fridtjof(フライデル)氏の実家のファームハウスです。ここからJimdoが始まったそうです。Jimdoの歴史についてはこちらのページにも書かれています。

Jimdoストーリー:こうやってJimdoは生まれました。

こんなサクセスストーリーって!もう、たまりませんね!


JimdoJapanによる「Jimdo 日本向けデザイン プロジェクト」が始動!

さて、ここからのセッションも重要です!
JimdoJapan Country Managerの駒井氏によるJimdoの今とこれからについての講演です。
とくにこれからJimdoがどうなって行くのか?はとても気になるところですね!

Jimdoを日本生まれの日本人のためのツールと思っている方は、意外といたりするのかもしれません。私自身JimdoCafeでそうしたユーザーさんと出会うことがあります。公式サイトはもちろん、登録から管理画面まで日本語に対応していて、尚且つサポートにメールをすると日本語で返信が返ってきますからね。そう思っても不思議はありません。 

ただ、こうした使いやすさはJimdoJapanのお陰なのです。 

ただ、レイアウトに関しては開発そのものがこれまでドイツで行われていたため、どうしても異国ムードの強いオシャレなレイアウトばかりが並んでたのは事実。日本語のサイトであってもツボを押さえれば美しいサイトができる素晴らしいラインナップだったのですが、そのまま日本語を乗せただけでは英語で書かれたサンプル画像のようなオシャレ感がなくなってしまうのが悩みの種でした。 

そんな中、こうした「日本人の作るサイトが日本語である」という当たり前に着目し、ついに日本向けのJimdoデザインを作ろうというプロジェクトがスタート! 

これは嬉しいニュースです!


Project 1 日本語が美しく見えるレイアウト「TOKYO」を開発中

日本向けの新しいテンプレートが開発中とのこと。初の日本人デザイナーによるJimdoテンプレートの誕生です。デザインをされているのは名古屋のウェブ制作会社 服部制作室の服部氏。この方は昨年の「Jimdo Founder Selection」を受賞された方です。シンプルで本当に美しいデザインを数多く制作されている方です。

服部氏いわく、「特に特徴がないのが特徴です(笑)」というだけあって、この「TOKYO」は、一見何も変わったところがなくも見えてしまうかもしれません。でも私はこのトップページのプレビューを見て鳥肌が立ちました。

素晴らしいデザインだと直感したからです。
文字サイズのバランス、行間の適切さが絶妙にレイアウト内に収まっています。

これだとフォントの修正作業がかなり軽減されるように思います。

この新レイアウトをデザインされた服部氏は、昨年まではインドネシア・バリ島でご活躍されていた方です。恐らくは数多くの日本語以外のウェブサイトを作られて来たのだと思いますが、そうした経験からなのでしょう。日本語の特性、美しさをより大切にされ、それをレイアウト上に見事に再現されています。 

たしかに「特に特徴がない」と聞いて一瞬会場は笑い声に包まれましたが、だれもが「特徴ない」と納得できた裏を返せば「何の違和感も感じなかった」ということでもあります。

つまり新レイアウト「TOKYO」は日本人にとって、違和感のない、本当に自然なデザインだと言えます。素晴らしいです!


残念ながら今回のPAGESには発表が間に合いませんでしたが、一日も早いリリースに期待しています!


Project 2 日本語フォント「モリサワ」が大量追加に!

さて、次のこの発表に、正直、腰が抜けそうになりました! 

ウェブデザイナーですら恋に落ちてしまうあのモリサワのWEBフォントが、なんと!Jimdo Proから使用できるようになります!(Jimdoのレイアウトを使っている方はすでに使用できるようになっています。弊社の独自レイアウトの方はごめんなさい。残念ながらその場合はお使いになれません) 

これまでモリサワフォントは最上級グレードのJimdo Businessからしか使用できませんでした。
それがこのイベント開催の11月7日からPro版でも使用できるようになったんです。

Jimdo Proでは15書体、そしてJimdo Businessでは176書体もの日本語フォントが使えるようになったんですね! 

「モリサワにしたいけどBusiness版は手が出ない・・・」という方にも嬉しいニュースですね。

このほかのイベントの模様などは、JIMDO PAGES公式ページでどうぞ

さて、お伝えしたいことはまだまだあるのですが、なんかモタモタしているうちに色んな方が素敵な発信をされてますので、ぜひそちらをお読み頂ければと思います。 

Jimdoの公式サイトにもアップされていますのでぜひどうぞ! 



ご報告

お陰様で弊社で制作させていただいたJimdoサイト「瀧川眞人の日本画の世界とこども絵画教室」がJimdo Best Pages 2015でJimdo Founder Selectionを受賞しました!この場を借りてこの制作に携わっていただいたすべての方に御礼申し上げます。 

Jimdo Best Pages 2015でJimdo Founder Selectionを受賞しました!

ありがとうございました!


最後にみなさまに御礼を。

Jimdoのこのような一大イベントに参加するのは今回で2回目です。昨年もJimdoJapan5周年イベントがあり、思いっきりJimdo漬けになりましたので、今年も道中から(いえ空中からかな)ノリノリ状態でした。 ちなみにバニラエアで成田入り、京成スカイライナーで東京へ向かうのがここ最近のこだわりです。

最後に、この素晴らしいイベントを開催してくれたJimdoJapanのスタッフのみなさまに心より感謝申し上げます!

そして全国各地からお越しになられたJimdo Cafe,Jimdo Expert,Jimdo Evangelistのみなさん、すべてのJimdo関係者のみなさまにありがとうを言わせてください。 

今回お会いしたみなさま!ぜひ、また次のイベントでもお会いしましょう!